前略。私は、確か昭和50年ごろでしたでしょうか。夏の甲子園大会で対桂高校(京都代表)で自分と同年の玉川 寿選手(土佐高ー慶応大ー
日本石油)が、サイクルヒットを放ち、純白のユニフォームで全力疾走する姿に魅せられた1ファンであります。
OBでもないのに勝手に検索サーバーで見つけた同窓会ホームページにメールすることをまずはお許し下さい。
なぜなら是非もう一度甲子園の土を踏まれ、全力疾走する土佐高野球部を応援したいからです。現在のアマチュア野球は、どうみてもプロ野球
予備軍化しており、「文武両道」のチームは、ほとんど見当たりません。甲子園にも出場し、東京6大学に進学して活躍されることは、本当に
我々、部外者からみても快哉を叫ばずにはいられません。
ただ最近は、いかがでしょうか。
同じ高知県の私立「土佐塾高校」にスポーツはともかく、大学進学実績では猛追されているのでは、ないでしょうか。土佐塾中・高のホームペ
ージには、県内の学校レベルの私高公低が、私低公低になっている現状を憂い内外の優秀な学生を鍛えるとでていました。
事実関東近郊の進学塾の合格実績校の欄に土佐塾高が、でているのには驚かされました。
かつて貴校の籠尾前監督が、甲子園に出場した年には、学校の士気高まって進学率も向上するとなにかのインタビューで答えておられまし
た。甲子園を狙えて、なおかつ6大学で活躍できるのは、貴校と神奈川の桐蔭学園ぐらいでしょう。
今年の6大学には、
慶応 4年 片岡内野手 1年生ではアマチュア野球記者お勧めの棚倉選手(淀川中ー土佐高)が入部しています。
また慶応3年に浜田大介、早稲田3年に武智貴信と2人のマネージャーがいます。
そこで、PL学園や天理のような強力なスカウト網をもたないであろう貴校への提案なのですが、インターネットのホームページでもっと学校
や野球部をアピールされていってはいかがですか。
慶応大学野球部も最近ホームページをつくりましたし、ヤフー検索の高校野球で見つけた、三重県立松阪高校野球部もなかなかのもの
でした。でもすごいなあと思ったのは、タイトルは忘れましたが、あなたの近くにいるすごい高校球児を教えてください。その選手が
プロ野球のドラフト会議で1位指名を受けたらプレゼントがあたります。といったホームページがあったことです。
なにやらながながと苦言を呈してきましたが、貴校の末永いご発展をお祈りいたします。
もしよろしければインターネット上でも土佐高野球部の活躍がわかるURLがあればお教え願いたいのですが。
97/05/24 ハンドルネーム 「全力疾走」さん
拝復。先日は、私からの一方的な電子メールにわざわざご返事いただきまことに有難うございました。
すぐにでもご返事さしあげねばならなかったのですが、諸事情があり返事出来ませんでしたことを深くお詫び申しあげる次第です。
と申しますのも、ある時どこかで土佐高野球部関連の出版物はないかとインターネット上でさがしていましたところ、高知県の飛鳥という出版会社
で高知県高校野球史「土佐路の白球」(9、000円)という本を出版されたという案内を出されておりました。
www.baobab.or.jp./~asuka/info/new.html
そこで私が、土佐高校野球部のファンなのですがとメールしたところ
> 土佐高野球部ファンの宮本様に小社出版物の中にもう1冊おすすめの本がございます。
> 「アルプス席の全力疾走」(¥1300・飛鳥出版室)1990年/土佐中・高等学校同窓会発行
> 著者は土佐野球部と苦楽を共にしてきた応援団団長、崎村泰斗さん。試合だけでは見ることのできない、
> 土佐野球部のエピソードがつまっています。と教えてくれただけでなく、ちょうど、県高校総合体育大会
> が5/24〜25の2日間行われました。今回の土佐高野球部は、1回戦-大方商業と対戦し、「土佐11-12大方商」
> という結果でした。残念な結果ですが・・・
とまで告知してくれました。私にとっては、これこそが今後のビジネスのあり方だと、独り感心してしまい、さっそく「アルプス席の全力疾走」
を購入し、よみふけっていたのが、先週だったのです。
これまでは、都立日比谷図書館や千葉の西部図書館等に出向いて高知新聞で情報収集していたのですから、感激です。
なんだか前置きがまた長くなってしまいましたが、前回の私の愚文を同窓会に配信されるとの件は、誠に光栄なことなのですが、私の実名
ではなく、ハンドルネーム「全力疾走」(ニフティ野球フォーラムで使用)ではいかがでしょうか?
なぜなら前述の著者 崎村泰斗さん(本名:清谷知郎 氏)の本を読むと内部の皆さんは皆さんで本当に苦労されているということが、本当に
よくわかりました。玉川選手と同学年なんですね。
ですから私のようなものの発言を「内部事情も知らぬ者が、何を言う」ととらえられると困惑してしまいます。
とはいっても外部からしか見れない点もあると思いますのでできればハンドルネームでお願いしたいと思います。
私としては、前回もお話したとおり土佐野球部が活性され、近くは、東大野球部主将として200勝に貢献された藤沢章雄選手に見られる
千葉・習志野五中出身といったように明治維新の脱藩藩士のような存在が、土佐の血を再燃させることが、現状打破の一考だと思われ
ます。
それにしても本日(6・1)の早慶戦はすさまじかったですねぇ。慶応29回目の優勝。7対6のスコアでした。
慶応の片岡信人選手も今年のドラフトの超目玉の高橋選手の前で四死球を選び、高橋選手22号HRのお膳立てをしていました。
社会にでれば、こういったタイプの人が伸びていくのでしょう。久しぶりに超満員の神宮球場で活躍されることは本当に素晴らしい
ことなのですね。人と人のつながりで選手が羽ばたかれる。大学入試が厳しくてなかなか希望どおり進学できない現状ですので、本当に
土佐高には頑張ってもらいたいものです。
私も小さい頃から野球を見るのが好きで、勉強しろと親に怒られてばかりいましたが、苦手な地理を一念発起。高校野球の高校名を
夏の予選結果を新聞で見ながらすべて日本の白地図に写し取っていました。地名はいつのまにか頭に入りました。そしてよく4月ごろ
週刊誌の「大学進学高校実績表」をなにげなく見ていたらいつのまにかそれぞれの県のスポーツ及び勉学の相関関係がわかるように
なり、大学で東京にでてきたときは、初対面のひととの会話には困らなくなりました。
山崎様の会社のホームページを見て、山崎様が東北大学で学ばれたとかいてあったので、そういえば仙台育英の竹田監督は退任
されてどうしたのだろうと思っていたら東都大学リーグ第二部の国学院大学野球部の監督になられていました。
なんでも素材をみつけて味付けしていくそれが、勉強なのですね。
なんだか話が横道にそれてしまいましたが、今後もどうか土佐高野球部を応援させてください。
対桂高校戦でHRを打った玉川選手を3塁コーチャーで握手で出迎た楠目選手(現監督)の笑顔をもう一度みたいものです。
草々